高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

タップダンス その1

 

今日はなんとタップダンスのお話。

 

まぁ、いつものごとく前日のシェルカウイの話題に触発されたわけである。

 

とはいえ、まさに「奥の手」だ。今後もそう話題に上ることもないだろう。たぶん。

 

実は以前、3年ほどタップダンスのレッスンを受けていた。

 

自分でも驚きである。

 

なぜタップ?

 

今でもそう思う。

 

数年前、たまたま何か新しいことに挑戦しようと思い立ち、「せっかくやるなら最も自分に似合わなそうなものを」と、そう思った。

 

で、真っ先に思いついたのがダンス。自意識過剰な私にとってひとさまの前で躍り狂うなんぞ、正気の沙汰とは思えなかったのだ。

 

で、ヨシそれじゃダンスをやろう。

 

と、そのとき正気を失っていた私は思い立った。

 

いざ、ダンススタジオに!

 

…でも、何処に?

 

ここで最後の最後、わずかな理性が働いた。

 

ダンスっていっても、どう考えたってヒップホップじゃないだろう? 

どう考えたってストリート系じゃないだろう? と…。

 

流行りの曲に合わせて笑顔いっぱいに躍り狂う自分…夢ですら見たこともない。

 

で、考えた。

 

タップダンス。かな、と…。

 

むかしからジャズは好きだった。ませたガキだったのだ。別にタップダンスはジャズしか流さないわけではないのだが、その時の私のイメージとして、タップならジャズ、ジャズならタップ…いや、ジャズならワタシ、と、そう関連づけた。で、ワタシならタップ?

 

何はともあれ、とりあえずこれなら多少イメージできる。スローなジャズに合わせてうつむき加減に軽くステップを踏むワタシ…うん、イケる。かもしれない。イケない。かもしれないが…。

 

早速タップダンスを教えているスタジオを探してみた。やはりというか、とても少ない。一般的なダンススタジオがカッコいいホームページを作ってカッコよく踊る自分、なんて妄想を抱かせる中、タップダンスのスタジオは市のカルチャーセンターとか、あるいはくたびれた雑居ビルの中にあった。ホームページを見ても、昭和の時代に作られたのか? と思わせるほどのレトロ感。シルクハットに蝶ネクタイ、ステッキ……大丈夫?

 

しかしすでに正気を失っている私はヤル気満々なのだ。どこでも良いから踊るんだ。タップダンスを習うんだ! と、その勢いのまま、3駅ほど離れた町にあるカルチャーセンターに。

 

 

…と、ハナシを続けようかと思ったのだが、すでに結構な長さになってますね、このお話。この前、奥さんから「ブログ、長くない?」とのご指摘が…。

まだ3倍ぐらい書けるのだが……しかも、タップシューズの話とか別口で書いてもいいな、とか今さらになって思ってきたりも……いかんいかん、今日はここでお終い。

 

そんなわけで続きはまた明日。

 

 

ちなみに、下はミッキー&ミニーのタップダンス人形? っていうのかな? 電池で動くのだが、数曲のレパートリーの中でステップを踏む。私より上手いかもしれない。数曲に1回、「さあ、一緒に踊ろうよ!」とか言ってくれるが、私は一緒に踊れたためしはない。ちなみにふたつはジョイントできる。片方の電池が弱まってくると、片方に引きずられるように踊る。それもまた楽し。電池切れ寸前にはスロー再生のように間延びしたりもする。チープでレトロ、でもモノトーンだから意外と部屋にもシックリ。大人のための……あ、まだ書いてる……というより……

 

おいおい、オマエ持ってるのかよ?

 

 

 

 

Pop´n step ミッキーマウスモノトーン

Pop´n step ミッキーマウスモノトーン

 

 

 

Pop´n step ミニーマウスモノトーン

Pop´n step ミニーマウスモノトーン