国際ジャズ・デー
今日はユネスコが定めた国際ジャズ・デー、とのことですな。
そんなわけで、今日の不動産撮影に持ち出したアルバムは、コチラ。
うわ、古い・・・
もちろん、私もリアルタイムではない。
個人的に、50年代から盛り上がりを見せたジャズは、マイルス・デイビス、ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンの3人がつまらなくした、と思っている。
あぁ、たぶん怒るひと、沢山いそう・・・
で、今日のアルバムはそんなマイルス・デイビスグループの、リーダーであるマイルスが抜けたクインテットアルバムだ。当時はまだ、ジョン・コルトレーンはぎりぎりカッコよかったから許す(偉そう)。エヴァンスはまだ不参加。
そんなわけで、気難しそうなマイルスが居ないと皆さん伸び伸び、楽しそう。
で、せっかくなんでもう1枚、ほぼ参加メンバーも同じで、ベースのポール・チェンバースがリーダーとなったアルバム。ジャケ写、カッコよすぎ。
というか、前の『キャノンボール・イン・シカゴ』はこのアルバムが吹き込まれた翌日の録音だったりする。当時のシカゴ、スゴイ…
コルトレーンは不参加。そして、マイルスではなくフレディ・ハバードのトランペット。これがカッコいい。彼もこれから後、だんだん小難しいひとになっていってしまったが、このころは好き。
と、完全に個人的な好みの問題ではあるが、今日はジャズ・デーということで、古めのアルバムをチョイス。物件回りの途中、ドライブ聴取を楽しみましたとさ。
それでは皆さま、お疲れさまでした。
本日の1枚
さて、すっかり不動産撮影は私のドライブタイムと化してしまったのだが、特に楽しみにしているのが、「今日の1枚」を持参して音楽に耳を傾けることである。
撮影・・・ちゃんとしておりますよ、はい。
なんとまぁ古めかしいアルバムを・・・
2002年のアルバム、ウォルター・ラングのチャップリンソングブックだ。
さっき調べてみたら、彼はまだフツーに活動しているのね。
今年で60歳になるはずだ。いやはや、コワくてお顔は拝見していない。
今も昔も、ジャズの、特にヨーロッパのミュージシャンが日本に紹介される時、その風貌はなんだかんだで売り上げを左右すると信じられていた。
そう、いわゆる「貴公子」的なピアニストなんてもう、ちょっとウンザリするほどもてはやされた。リリカルなピアノで軽やかに紡がれるピアノ・・・あぁ、気持ち悪い!
正直、そんな売り方したら正当なジャズファンは離れてしまう。しかも、ジャズファンなんてそのほとんどが「正当」なひとたちばかりだ。
一部、女性ヴォーカル等ではルックス重視のファンもいないではないけど・・・
そんなわけで、当時から私にとってはヨーロッパの見目麗しいピアニストのアルバムに手を出すのは躊躇われた。
が、それでも手を出さざるを得なかったのは、このアルバムが喜劇王チャップリンのソングブックだったから。
『ジャズ』という括りの中での『チャップリン』・・・かの有名な「smile」なら山ほど出回っているが、アルバム1枚まるまるチャップリンの曲で固めるなんてことはなかなか珍しい。というか私は他に知らない。
そんなわけで、当時から超貴重盤になっていた中古のアルバムを購入したのだ。
なんとまぁ、たぶんずっとTSUTAYAか何かでレンタルされていたかのような中古盤。
「7泊8日OK!」とか、フツーにシールが貼ってあった。
と、そんなアルバムを持参してのドライブでございました。
穏やかすぎて運転中すこし眠たくなりかけたが、ベースとドラムがズンズンいうぐらいのヴォリュームにしたら快適だった。
そんな感じ。
今日も安全運転で帰宅いたしました。
それでは皆さま、お疲れさまでした!
ドライブ日和
さて、今日は不動産撮影だったのだが、けっこうな遠方の撮影で、片道で1時間半オーバー、はっきりいって撮影時間よりも往復のドライブ時間の方が遥かに長い。
しかしまぁ、私が2年ほど前まで自前で乗っていたのはちっぽけな軽自動車だったのだが、いまは企業さんが用意してくれた車に乗っているため、とても快適な運転だ。
というわけで、運転中はひたすら音楽を聴きながら現場に向かう。
幸い、今日はドライブ日和。暑くもなく、寒くもなく、窓を全開にしても快適。
窓を全開にしてのドライブになると、何故だかむかしからクラシックが聴きたくなる。
ジャケ写、カッコよすぎ・・・
そして、今日みたいに僅かに雲が多めの空にはもう、ピッタリすぎ・・・
クラシックは基本的に専門外なので、あまり新しいアルバムがコレクションとして増えてくることはないのだが、不思議と飽きることもない。ひたすら音の心地よさを楽しむ感じ。そんなわけで、今日はアルバム2枚持参でドライブを楽しんだ。
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ集(全曲) (Beethoven: Complete Sonatas for Piano & Violin) (4CD) [輸入盤]
- アーティスト:Isabelle Faust,Alexander Melnikov
- 発売日: 2009/07/21
- メディア: CD
あ、撮影もちゃんとしました。念のため。
それでは皆さま、お疲れさまでした!
渋滞
今日、何年かぶりで渋滞に巻き込まれた。
うん、ふだん車を運転していないから渋滞とは無縁だったのだ。
しかし、今日は不動産物件の撮影で車を利用。
場所も、片道で1時間半ほどもかかってしまうような場所。行きの道路もそれなりに混んでいたのだが、帰りがヤバかった。
実は、今日は不動産撮影のあとに都内での撮影も入っていたのだが、けっきょく間に合わなかった。
まぁ、最初からスケジュール的にキビシイことは分かっていたし、その旨は相手先に伝えてあったのでそれで問題になるわけではないのだが、単純に、お小遣いが減った気分…
それにしても、渋滞中、車の中ってホントやることがない。ただボーッとしているだけ。せめてお気に入りのオンガクでも聴ければいいのだが…
そういや、この前のホワイトデーに、ひさびさにアルバムを買った。毎年のように奥さまへのお返しにはアルバムを1枚購入するのだが、今年もそんな1枚を。
単に私が欲しかっただけのような…
ピアノとベース、それに今回はヴァイオリンが加わったトリオ。
かなり良い。
車で聴けたらなぁ…
ちっこいラジカセみたいなヤツ、持ち込めないかなぁ…
それにしても、片道でも1時間半も必要だと、ほとんど現地での撮影時間がない。同じ地域の物件をすべて回ってしまいたかったのだが、また来週に行かなければならない。
あぁ、やっぱり車で音楽、聴きたいかも…
なにか手段を考えよう。
それでは皆さま、お疲れさまでした!
チック・コリア
先日、チック・コリアが亡くなった。
79歳だった、とのこと。
これまでにもジャズ界の大物が多く他界したが、それは飽くまでアルバムを持っている、というだけで、あまりリアルタイムに活動を見てきた演奏家が亡くなってしまう、ということはあまり経験がなかった。
思ったよりも、ショックを受けた。
むかしむかし、ピアノを弾いていた時期があった。
ピアノに移行する前はキーボードを弾いていた。
チック・コリアの星影のステラは当時の音楽雑誌に譜面が載っていて、キーボードにすべて打ち込んで再生してみたりもした。そのころはまだまだ弾くことができなかったのだ。
そのあたりからアレンジではなく演奏すること自体に興味が湧くようになった。
…と、そんなこんなでむかしの自分にそれなりの影響を与えてくれた演奏家が亡くなってしまった。
ご冥福をお祈りします。
クリスマスイヴ
はい、今日はクリスマスイヴですな。
ふつーに今、お仕事からの帰りでございます。
今日は日中に松戸スタジオ。そこから都内に移動しての撮影。
この時間帯の帰宅、あんまり好きじゃない。
ひと、多すぎ・・・
今夜は奥さまとごはん食べに行ってきます。
本当は私の仕事が終わったらそのまま都内で、との予定だったのだが、さすがに昨今のコロナ状況からいってそれは危険かな、と。
そんなわけで私の地元、さいたま市でひっそりと。
最近はスタジオでクリスマスアルバムばかり聴いていたが、これでまたしばらくお別れ。
高校生ぐらいのころからjazzを聴いてきた私にとっては、たぶん一般的な方よりバリエーション豊かにクリスマスソングを耳にしていると思っている。これだけ毎年のように聴いていても毎年のように「いい曲だ」と思えるって、そのクオリティはホントすごいね。
ごはん食べて部屋に戻ったら今シーズン最後のクリスマスソングを楽しもうかなぁ・・・いや、たぶん酔っぱらってすぐに寝てしまうかも・・・
二日酔いでクリスマス本番の朝を迎えないように気をつけたいと思う。
それでは皆さま、メリークリスマス!
ナイン
さて、本日は撮影ネタではない。
だいぶ以前にコチラでもお話したのだが、舞台『ナイン』を観劇に行った。
ミュージカル『NINE』2020キャスト チケット 城田優主演 TBS赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場メインホールで上演
なんといっても、お目当てはダンスカンパニーのDAZZLE。
はっきりいって彼らが参加していると知らなければ今回の観劇はなかった。それぐらい、個人的イチオシ。
そもそも『ナイン』は、何年も前に映画で知り、あまりにもお気に入りの作品だったので映画館に2度訪ね、挙げ句DVDも購入したような作品。
思い入れが違う。
これでヘンな作品になってたらどうしよう、との懸念がなかったわけではない。
しかし、結果としてとても面白かった。
はるかに予想よりも面白かった。
DAZZLEももちろんだが、ほかの出演者も素晴らしかった。
個人的に、映画でのお気に入りの場面がある。
それが舞台ではどう表現されるか、とても楽しみにしていた。
映画では、映画ならではのスケールで演出されていたが、舞台は舞台で非常にスケール感のある見せ方をしていて、満足。これだけでも充分に観にいったかいはあったと思う。
それ以外にも、圧倒的なパフォーマンスを観せてくれた役者さんたちもいた。
うん、とても満足。舞台のDVDも欲しいかも。
とりあえずライブ配信もあるみたいなので、オススメしておきたい。
それでは皆さま。お疲れさまでした!