高北謙一郎の「物語の種」

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リング型ソフトボックス

 そういや機能、「久々に撮影した」というネタで色温度を使い分けての撮影のお話をしたが、「久々に撮影した」といえば、先日の神田美和さんとの撮影で、久々にリング型のソフトボックスを利用した。

 

 

 

構造はめちゃくちゃシンプルだ。リング型の小型ソフトボックス、その中心に空いた穴にレンズを通し、さらにカメラにセットしたクリップオンストロボを正面に向け、ソフトボックス内に差し込む。そのままモデルさんに向けて撮影。すると――

 

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モデル:神田美和さん photobytakakita

 

瞳に円形の光が入っているのが分かるだろうか?

 

 

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モデル:神田美和さん photobytakakita

 

 

 

しかしこれ、ストロボ光の強さの調整がわりと面倒。

 

というかフツーに使うのならもっと強めに使って背後の壁等にももっと近づいてもらって、という方がバリエーションとしては分かりやすくていい。

 

しかし、この時は個人的にF値を開放しまくって撮りたかった。

 

 

この前のkarenさんやhikariさんの時は、F値は7.1とか8ぐらいだった。

つまり、ピントは割とモデルさんの全身に合うようにしている。

 

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モデル:hikariさん photobytakakita

 

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モデル:karenさん photobytakakita

 

普段の撮影では私の好みの問題ではあるが、ピントを全体に合わせて撮る方が好きなぐらいだが、今回はもう少し、軟らかめに撮りたかった。

 

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モデル:神田美和さん photobytakakita

 

これはたまたまなんだけど、背景の暗幕をセットした時、窓辺からの光がわりと射し込んできて、モノブロックのストロボを全開に使うよりも自然光を生かした方が面白いかもと、そんなことを考えた。

 

とはいえ、レフ板で拾うだけだと若干うす暗い。

 

で、クリップオンタイプのストロボで、しかも自然光を生かしつつも印象的なカットを、となったとき、「あぁ、リングライト使おう!」と・・・

 

そんな流れ。

 

どうしてもね、久々に使ったりすると妙に張り切ってバァンと強く使いたくなるんだけど、うすぅーく使ったのがミソ。かな・・・

 

はい、今日はそんなこんなでリング型のソフトボックスについてのお話でした。こやつ、本当に簡易型で持ち運びにも便利だからもっているとそれなりに使える。

まぁ、使った後だから言っているだけで、使わないときはまったく使わないし、そもそも持っていることすら忘れてしまうレベルだからむちゃむちゃおススメ、というわけではないが、あると遊べるから持っていてもいいのでは、と、それぐらい。

 

いちおう、ちょっとだけおススメしておきます。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!