高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

夜景撮影・実施編

さて、昨日のブログで真夜中の撮影を敢行する旨、宣言していたが、とりあえず行ってきた。

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

とはいえ、真夜中の撮影で気をつけなければならないのは、警察官の職務質問と酔っぱらいとオバケだけかと思っていたのだが、実際は違った。

 

もっとヤバい奴の存在を忘れていた。

 

そう、死にぞこないの蝉である。

 

やべーぞ奴らは。

 

真っ暗闇の中を進んでいる途中、いきなり足もとで暴れられると、私まで一緒に暴れてしまうではないか。うん、何度か心臓とまりかけた。

 

と、そんなわけでホントはひと晩中うろうろしようかと思ったていたのだが、まともに休息を取れる場所も確保できなかったので、午前2時ぐらいに駅前のネットカフェに退避した。

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

…って、さっきからいったい、私は何処に行ったのか…

 

はい、昨夜は海浜幕張を訪ねていたのだった。

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

 

海浜幕張…個人的にとても好きな街である。

何があるのかといえば、海と、幕張ベイタウンがある。

 

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

前々から事あるごとに書いているような気もするが、埼玉育ちの私にとって、海は絶対的な憧れの対象である。そして、そんな憧れの海に面した街、それが幕張ベイタウンだ。

 

もう20年以上も前に何かの雑誌で特集されたのを見て、すぐさま現地を訪ねた。なぜだかとても、興味を惹かれたのだ。そして見に行って、惚れ込んだ。

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

街ごとデザインされたマンション群は、個性的かつ魅力的で、さらにはそこから徒歩圏内に海があるという生活…いつか金持ちになったらここに住もうと、当時は強く誓ったものだ。

 

歳月を経て、住むには不便な点もあるな、とか思うこともあったし、私も別に金持ちにはならなかったので住むには至っていないが、それでもやはり、憧れの気持ちは少なからず残っている。

 

そんなわけで、久しぶりに訪れた海浜幕張

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

ネットカフェで1時間ほど休憩した後、再び海に向かう。真夜中だと暗すぎて足を踏み入れることができなかった場所にも入り込めるはず。

 

いざ。

 

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夜景撮影 photobytakakita

 

あれ、まだ真っ暗。

まぁ、3時半だとまだ朝の気配はないかな。

 

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早朝撮影 photobytakakita

 

それでも、徐々に夜は明けていく・・・

 

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早朝撮影 photobytakakita

 

そしてついに海。

 

正直、この色が撮れれば今回の撮影は満足。

 

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早朝撮影 photobytakakita

 

そう、ドラマチックな朝ではなく、ちょっと霞がかったような青。溶け込むような空と海。

うん、満足。

 

 

そしてこの時にはもう、私の足が限界を迎えていた。明らかに歩きすぎだ。そしてこの時点で時刻は4時50分。そろそろ帰ることにしよう。間違っても朝のラッシュになど巻き込まれたくはない。駅までふたたび歩くこと30分。もはや動く気力もないほどグッタリしつつ、電車に乗り込んだ。

 

 

 

はい、今日はこんな感じ。

 

久々の屋外での風景撮影。楽しかった。

 

それでは皆さま、お疲れさまでした!