高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

ミツモア

ミツモアというマッチングサイトがある。

 

なんのマッチングサイトかというと、カメラマンと撮影希望のお客さんを繋ぐサイトである。

 

何だかんだで私もそこから多くの依頼をもらっている。

 

だからあまり文句を言うのは憚られる。

 

 

しかし、良いことばかりではない。

 

こちらのサイト、毎日のように案件を紹介してくれるのだが、応募の段階で金がかかる。

 

ひとつの案件に応募できるカメラマンは5人。

 

つまり、5人の中からひとりだけ選ばれるのであり、選ばれなければ応募にかかった金は捨てたようなモノになってしまうのだ。

 

正直、アコギな商売だと思う。

 

たしかに一般的なマッチングサイトで、契約時に掠め取られる仲介料に比べれば安い。

 

しかし、ひとつの案件を勝ち取る可能性は20%だ。リスクが大きすぎる。

 

加えて、紹介される案件もピンからキリまであり、本当に撮影を希望しているお客さんもいるが、ほとんど冷やかしみたいなひともいる。イチバン厄介なのが、応募を確認するだけ確認して、あとはそのまま、というパターンだ。

 

応募を確認された時点で金は取られてしまうのだ。そのまま5人とも放置されると、5人ともただ金を捨てたことになる。誰も報われない。

 

ホント、たまに、というかいつもイヤになる。

 

せめて応募にかかる金額が500円程度なら諦めもつくが、1000円を越えることがほとんど。なかには5000円近い案件もある。勝ち取れば実入りの多い案件とはいえ、怖くてそんなもんに応募する気になれない。

 

もともとアタリはずれの多いサイトなだけに、お仕事が安定しない。早くこの受注体勢を脱却したい。

 

来週からはホームページ限定の新規撮影プランもスタートさせる。気ままに近場のひとが訪ねてきてくれることを願う。

 

何だか愚痴っぽくなった。

取れそうな案件が取れずに落ち込んだのだ。

とはいえ、ミツモアのサイトで150件以上のクチコミをもらっているカメラマンは、1000件以上の案件をこなしてようやくもらったクチコミだと言っていた。失敗した応募なんて数も分からない、とのことだ。

それ、儲かってるの? って思うぐらいだが、ある意味それぐらい開き直ってやっているヒトもいる、という点では心強くもある。真似はしないけど。

 

そんなこんなで、今日もくたびれたから帰ろうと思う。皆さま、お疲れさまでした!

 

 

追伸・そんなことを書いている間に2件ほどご成約いただきました。いやはや、悪口は言わない方がいい。