高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

久々のスタジオ入り

オープンするまで連日のように通いつめていたスタジオだが、台風の影響もあったりして、ここ数日まるで行けなかった。まぁ今週末にネット工事が入るし、スタジオでも編集作業がしやすくなればフツーに通うことになるとは思うが…。

 

とはいえ、今日は撮影が入っているわけではない。今日のスタジオ入りの目的は、ズバリお掃除とアイロン掛けだ!

 

 

細かいゴミはルンバの偽物みたいな掃除機に任すとしても、最終的には雑巾掛けをしている。たぶん最初のころだけかもしれないが、最初のころはまだ、細かなホコリとか残っていて、どうしても汚れている。しばらくは、ひたすら雑巾掛けである。

 

それともうひとつ、背景布のアイロン掛けをしたかったのだ。

 

巨大な布は折り畳まれて入荷するから、どうしてもシワが出る。そいつをちょっくら伸ばしてしまおうじゃないか、というのが今日の目的だった。

 

いやはや、布、デカイ。

 

2,7メート×3,3メート、全6色。

 

まずはメインの白。こいつはね、たぶん背景布としてよりも、ベッドのシーツ代わりとか、床に敷いてレフ板効果を狙うとか、たぶん本来とは違う使われ方をすると思っている。だってスタジオの壁が白いんだからわざわざ背景に使う必要がない。まぁ、質感が違うから完全に必要ないわけではないんだけどね。

 

それはともかくとして。

 

とりあえず、何となくではあるがシワを伸ばすことができた。

 

次。

 

黒。

 

 

質感が白とは違う。薄い。

 

ペラペラで、透けている。

 

あれ? これってアイロン行けるんだっけ?

 

ちょっと紙みたいで心配。

 

で、ちょっと隅っこで試してみた。

 

じゅっ…。

 

 

おぉ、じゅっていった!

 

やべぇ、溶けたよ少し。

 

無理じゃん、アイロン。

 

 

どうしたもんかね。やっぱりこの手の薄い生地は無理せずしわくちゃにして使った方が良いね。黒背景は、あとは控え室で着替えもできるように買った黒の暗幕があるから、必要な時はそれを使えば良いや。

 

 

けっきょく、白い布と他より半分ぐらいのサイズしかないグレーの布しかアイロン掛けは出来なかった。

 

背景を白とか黒にして撮影することって、実は普段あんまりないんだよね。特に全身を入れてのカットは少ない。たまたまそういった依頼が少ないだけかもしれないが、ちょっと考えないといけないかも。

 

なんかショボいんだよなぁ…。

 

ちゃんとしたロール紙、買うかなぁ…。

 

でもアレ、あると場所とるんだよなぁ…。

 

と、色々と考えてしまった午後であった。

 

 

そういえば、スタジオで撮影しているとき、私のクリップオンストロボがイカれた。首がくるくる回ってしまうようになったのだ。いやはや、使いすぎなんだよな、やはり。

まぁクリップオンだからスタジオをレンタルしてくれるひとには影響ないが、私の撮影にまともに影響する。早く修理に出します!