高北謙一郎の「物語の種」

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雑貨屋さん

昨日、雑貨屋さんを始めるかどうか、なんてことを話題にした(実際は単に話の流れでいい加減なことを書いただけ)が、せっかくだからホンキで始めることを想像してみた。

 

インテリアをアレコレ考えるのは、もともと好きだった。何を隠そう、むかし週2回ぐらいのペースでインテリアの専門学校にも通っていたぐらいだ。

で、当然のことながら、インテリアといえば家具だけではなくその空間を彩る雑貨たちも、重要なアイテムになってくる。

 

そんなわけで、ちょっとした小物を探し出すのはお手のものだ。

 

TEORI/ボウル NUTS Mサイズ 墨色

TEORI/ボウル NUTS Mサイズ 墨色

 

 

 

 

使い捨て紙皿 WASARA 丸皿(中)100枚入

使い捨て紙皿 WASARA 丸皿(中)100枚入

 

 

ホラ、これみんな我が家にあるヤツ。

 

イチバン上は竹の集成材を使ったボウル。真ん中は自転車のハンドル部分につける一輪挿し(インテリアとは関係ないが)。下は前にこのブログでもご紹介した和紙で作られた使い捨ての皿、ワサラ。使い捨てとはいえ、フツーにトレイとして使ってもカッコいい。

 

 

こういうの、好きなんだよなぁ。ちょっとだけ珍しくて、でも所有することで少しだけ生活レベルを上げてくれそうなヤツ。

 

色々とご紹介しつつ、商売になるなら楽しそうだよなぁ…って、やってみるつもりか?

 

 

…ちょっと妄想を膨らましてみた。

 

 

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ある昼下がり、ぼくはパソコンの画面を眺めながら、大きく溜め息を吐いた。

ここ3日、まったく変動のない画面。

隣の部屋には、買い漁った商品が山と積まれている。いや、山と積まれているどころではない。散乱している。もはや足の踏み場もないといった様相を呈していた。

 

やれやれ、少しは売れてくれないと、もう新しい品を仕入れることもできないじゃないか。

だれもいない部屋でひとり呟く。当然だれの返事もないし、それで商品が売れるわけでもない。

 

どうしたものか…。

 

窓の外は穏やかな春。けれどぼくの胸のうちは、憂鬱な雲に覆い尽くされていた。

 

 

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…あぁ、妄想を膨らましても売れるイメージがわかない。

 

まぁ、確かにそうそう儲けが出るものでもないだろう。雑貨屋さんは何だかんだで人気の商売だ。私なぞが始めたところですぐに淘汰されるに違いない。

 

なんてことを考えつつも、案外イケるかも、とか思う私もいる。キケンだ。

そもそも、そんなに四方八方に興味を広げて大丈夫なのか? だいたい、資金が足りないだろう。今年はようやく車検が終わってホッとしたのも束の間、アパートの更新がある。台湾にも行けるなら行きたい。登山もしたいって、つい最近そんな話もした。カメラの撮影機材だって増やしたいぞ。

 

うん、たぶんそれがあるからこそ、歯止めになってるんだろうな。

 

なんて悩んでいること自体が楽しかった。

そう、妄想はタダである。

 

妄想じゃなくなったら…

ホンキで皆さまに宣伝します。