高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

レンズのお話

 

FUJIFILM 単焦点レンズ XF56mmF1.2 R APD

FUJIFILM 単焦点レンズ XF56mmF1.2 R APD

 

 

レンズの話を、していなかった。

 

メガネのレンズではなく、

カメラのレンズの方だ。

 

ついでだからカメラについてもお話しよう。

 


といって、あまりマニアックな話をしようとは思わない。そういった話はマニアの方たちとするべきであって、マニアじゃない方たちが「???」となってしまう話は、よそですべきものと考える。

 

ついでに言うと、私はマニアではない。

マニアの方、ちょっとコワイ…。



現在、私が使っているカメラは富士フイルムのXT-2という機種。

レンズはXF16-55mmF2.8のズームレンズとXF56mmF1.2R APDという単焦点レンズの2本。ちなみにXT-2は2台持ちしている。

 

 

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

 

 


いつも思うのだが、どうしてカメラやレンズの機種名はもっと愛着の持てる名前にしないのだろうか? 

まず単純に覚えられない。今もわざわざカメラとレンズを引っ張り出してきたぐらいだ。

 

 

 

FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR

FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR

 

 


ケイコとマナブ、とまではいかなくてもいい。


けど、もうちょっとなんとかならないものか。せめて車の名前みたいに、愛称みたいなモノを用意してほしい。

 


レンズについては、たしかにそれがどんなレンズなのか、その情報が明示されていないのは困りものだが、とはいえそれがそのまま名前というのは芸がないのでは、とか思ったりもする。

 

 

というわけで、カメラメーカーがやらないなら自分でやってやろうじゃないか。などという、カメラメーカーからしたらどうでもいいであろう着想から、カメラとレンズの名前を考えてみた。

 

 

 

ところが、これがけっこうムズカシイ。

 

 

けっきょく、カメラとレンズはセットなのだ。個別に考えるのは不自然というものだ。

しかし、セットにしたらセットで、考えてしまう。どうしても、その関係性が気になってしまうのだ。

 

 

たとえばレンズとカメラが夫婦とすると、今後も増えるであろう家族(周辺機材)をどう位置づけていいものやら分からなくなってしまう。

 

単純に、今のレンズよりも短い焦点距離の小さいレンズなら、子どもが生まれたことに出来る。

しかし、今のレンズよりも巨大な望遠レンズだったら? 突然の兄の登場? それとも父親? あるいは母親? ちょっとひねって親戚の伯父さん、なんて設定もありうる。

 

そしてさらに問題なのは、その時ワタシは、彼らの関係性を把握しきれるだろうか? ということだ。

 

名前に加えてそれらを覚えるとなると、家系図めいたモノを作らなければならなくなるのでは? 

 

…それって、もしかして今の方がよほどシンプルで分かりやすいのでは?

 

 

だいたい、カメラの周辺機材はレンズだけではない、ストロボだってある。三脚だってある。ストロボにかんしては、まだまだ増える可能性もある。イヤそれは恐ろしいのであまり深くは考えないことにするが、それでも現状のまま、ということはないだろう。

 

サテ、どうしたものか。

と、そんな具合でいつまで経っても決めることができないわけである。

 

 

カメラメーカーにお願いしたい。

 

カタログの最後に、カメラとレンズの家系図を用意してもらいたい。

 

 

…けっきょくマニアの方もマニアじゃない方も、どちらも「???」となってしまうハナシになってしまった。

 

最後までお読みいただいた方、お疲れさまでした。