高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

翼が生えてこない・・・

 

 

 

ふと、ネットニュースを眺めていたら、久々に衝撃的な記事が載っていた。

 

 


Red Bull 翼をさずける CM

 

 

例の、「翼をさずける」のキャッチフレーズで有名なレッドブルだが、

このたび、「翼、生えてこねぇじゃねぇか」と文句をいうヤカラによって訴えられた、とのことだ。

 

しかもそんな連中に対し、レッドブルは「では、代わりに10ドル授けよう」と、

補償金の支払いに応じる、とのこと。

 

いやはや、なかなかすごいな、それ。

 

そのうえこれ、単独での訴えではなく集団訴訟だっていうんだからもう、「おいおい、ホンキかよそれ?」ってハナシだ。

 

その上、レッドブルがその問題(?)で訴えられたのは、今回が初めてのことではなかった。前回はアメリカ、今回はカナダだ。これ、まだまだ拡大するのか?

 

レッドブルは販売開始からすでに750億本もの売り上げをあげているヒット商品だ。

その間、誰ひとりとして本当に「翼を授かった」者などいないはずだ。いたら世界中にその衝撃は広がったはずだし、もし誰もが本当に翼をさずかるなら、世界中、鳥人間だらけになってしまうのだから。

 

 

こういうネタで裁判おこすひとって、ホンキでやってるのか? 

その訴状を受け取るひとも、それを平然と受理するものなのか?

 

はるか昔のマクドナルド法ができた時を上回る衝撃かもしれないね、これ。

マックの時は、「ハンバーガー食べ過ぎたら太っちまったじゃねぇか」とかなんとか、「バカなのかコイツ?」って訴えだったが、「翼、生えてこねぇじゃねぇか」は、もっとスゴイ。

「生えるわけねぇじゃねぇかっ!!!」

 

 

ここはぜひ、レッドブルには本当に翼の生えるエナジードリンクを開発してもらいたいものだ。まぁその時は、「翼が生えたせいで日常生活を送れなくなった」という訴えが出てくるとは思うが。