高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

初夢

夢を見た。

何故だかピアノのレッスンを受けていた。

ハンク・ジョーンズとトミー・フラナガン

ジャズピアノの巨匠ふたりに挟まれてのレッスンだった。

 

アメとムチだった。

 

私の左側に立つハンク・ジョーンズは優しかった。

 

 

 

ラスト・レコーディング

ラスト・レコーディング

 

 

私の右側に立つトミー・フラナガンはスパルタだった。

 

 

 

シー・チェンジズ

シー・チェンジズ

 

 

 

サテ、夢にはそれぞれ隠された意味があると、むかしから言われている。アメとムチのピアノレッスンには、何かしらの意味が隠されているのだろうか?

 

ちなみに夢診断で検索したところ、ピアノは女性を、アメは甘い誘惑と依存心、ムチは中傷と敵意を表す、とのこと。

 

しかしそれぞれが独立した意味合いは調べられたものの、この3つが合わさった時の意味や解釈などは分からなかった。しかも、そこに二人の巨匠が加わるとなると、まるで謎だ。

 

誘惑と攻撃性を持った二人の恋愛マスターに女性の攻略法を教わっているところ。なんだろうか? それとも誘惑と攻撃性を持った女性とのトラブルから二人のオジサマが守ってくれている、ということか…。

 

 

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

 
夢判断 下 (新潮文庫 フ 7-2)

夢判断 下 (新潮文庫 フ 7-2)

 

 

いずれにしても、想像される絵に反して、夢を見た当人である私は、意外にも目覚めた時は神妙な心持ちであった。

それぐらい巨匠の存在が強力だった。

 

二人とも、すでに亡くなっている。

どちらも大好きなピアニストとして、私のライブラリーにも沢山のアルバムが納められている。この二人からレッスンを受けている自分というものに、妙な達成感というか、充実感を覚えたりもした。「あぁ、ワタシもここまで来たのね」という感慨めいた思いだ。

 

 

2019年、私はピアニストになっているかも知れない。

 

 

うん、絶対に違うだろうな、ソレ。

 

 

まぁ、夢とは覚めた瞬間から忘れていってしまうものだ。ここに明記したことで、もしかしたら表面化しなかった願望や欲望が、目に見えるカタチで浮かび上がってくるかもしれない。

 

ちょっと期待している。