あじさい - 高北謙一郎の「物語の種」

さて、そろそろあじさいの季節である。うちの近所でも、ちらほら色づいてきた。

ということで、短期集中型撮影企画の第３弾はズバリあじさい！

と、まだ１枚も撮ってないのにお話だけしている。

あじさい。花ことばは「移り気」「浮気」「無情」…ろくなモノではない。

しかし、そもそも花ことばなんてものは、色々と都合よく解釈されるモノだ。

色別にすると、急に意味合いが変わる。

青…「辛抱づよい愛情」

ピンク…「元気な女性」

白…「寛容」

とまぁ、こんな感じ。

しかしよく言われるように、そもそもあじさいで花と思われている部分は花ではない。花弁を支えるガクと呼ばれるものだ。

花ことば…あてにならない。

それでも、これから様々な場所をうつくしく彩るであろうあじさいは、やはり撮るにあたいするものだ。

あじさいほど雨の似合う花も珍しい。

とはいえ、どしゃ降りの中で撮影する必要はない。前日に降った雨が水滴としてあじさいに残っている状態で、早朝の陽射しがそれを照らしてくれたりしたら最高だ。

夕立後、空に虹なんて架かった日には、奇跡と言うよりない。

せっかくなんで、マクロレンズでも借りてこようかな、とも思う。富士フィルムでは、東京のサービスステーションにてレンズの無料レンタル(当日返却な限り)を行っている。まぁ事前の予約はできないので、当日に運よく在庫があれば、ということではあるが。

まだ少し早いかもしれないが、明日あたりから、ふらふら歩いてみようかと思う。